『X-MEN:フューチャー&パスト』偏ってる感想。ネタバレなしで書くのは不可能だ!!
X-MEN大集合!!
究極の開き直りにして完璧すぎる尻拭い!!
すごいぞ!!監督&脚本家!!!
2000年に実写映画が公開されるやいなや大ヒット。
瞬く間に続編ふたつが製作されるというアメコミバブルの幕を上げた歴史的作品。
ほぼ初めての大成功した実写アメコミ映画三部作であり、昨今のブームの火付け役とも言える。
今でこそ《アベンジャーズ》の方が有名となってしまったが当時は全世界大熱狂であったという。
しかし今になって見返してみるとやはりどこか牧歌的であり、最新のアメコミ映画に慣れてしまっている身としては物足りない。
そんなことを考えていた2011年。
前日譚として『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』が公開された!
こちらは現代に合わせた作風と最新鋭の映像技術、そしてなにより主演2人のBL感が功を奏し大ヒットしたのであった。
嬉しい反面、あぁ…あの三部作は埋もれていってしまうのかな…と少し寂しい気分にもなった。
しかし!その空気の中で公開された本作!!!
ただの『ファーストジェネレーション』の続編では終わらなかった!!
なんとほぼ黒歴史化した初代三部作すら救ってのける、という奇跡の尻拭いをしたのであった!!!
あらすじ。
近未来。
ミュータントは強すぎる戦闘兵器《センチネル》の活動により絶滅寸前であった。
なにがあればこんな淀むのか!!!
しかもこのセンチネル、ただのロボットではない。
なんと一度見たミュータントの能力を完コピして使いこなすという反則すぎるメタモンの体を成しているのであった。(しかも各個体同士のシェア機能つき!!抜かりがない!!)
ウルトロンも裸足で逃げ出すレベル!!
さすがにいがみ合っていたプロフェッサーとマグニートーも手を組み作戦を立てるのであった。
磁力を操るミュータント至上主義。強い。
この2人が考えた作戦は「過去に誰か送り込み歴史を改変しよう!」というもの。
そこで選ばれたのが…
我らがウルヴァリン!!
過去最高クラスに物騒な男。
四捨五入したら獣だ!
「タイムスリップで身体にかかる負荷も肉体修復能力でなんとかなる!」という無謀にも程があるウルヴァリンの意思と
そして「主人公だからこいつしかないだろ!」という製作者の意図!
速攻で過去行きが決まる!!!
子どもの頃の歯医者を思い出すなぁ!!
…そして辿り着いた1973年。
前作『ファーストジェネレーション』直後ということもあり未来以上にギスついているプロフェッサーとマグニートー。
紛うことなきダメ人間だ!!!
鉄の意思をもつマグニートー(過去)。
相変わらずの無愛想っぷり!!
この間に入りなんとか未来を救おうとするウルヴァリン。
しかしなかなか取り合ってもらえず刻一刻とタイムリミットが迫る!
さらには前作でも主人公格であったミスティークも話に絡み重厚な人間ドラマも繰り広げられる!!
社会においてはかなりの使い勝手の良さを誇る“変身能力“を持つ。強い!!
さらには《センチネル》の開発者、トラスクの陰謀も明らかになり物語は加速する!!!
ミュータントを尊敬しつつも敵視する男、トラスク。
〈トラスク・インダストリーズ〉という会社の社長でもある。
自警ロボットを開発したり、どう考えても闇堕ちしたトニー・スタークだ!!!
果たして未来は救えるのか?!
というかそもそもこいつら仲良くできるのか?!
…といったもの。
本作は初期三部作の続編、そして前日譚三部作の二作目であることは上でも述べた。
これがどっちつかずにならずに非常に上手く繋がっている。
観賞中、何度「なるほど…」と唸ったか!
おなじくアメコミファンの友人と見たのだが2人して海より深く頷きっぱなしであった。
まるで最初から全て考えられてシリーズが始められたのかのような華麗で見事な着地っぷり!!!
過去の因縁やどうしても切れない宿命、そしてシリーズファン向けのジョークなどなど…
様々な要素を全て拾いきり最後まで見事に突っ走る!!!
通常は複雑になりかねないタイムパラドックスすらも力業でねじ伏せる豪腕さ!!!
全員が主人公ともいえる完璧さ!!!
このあたり一見さんには少し厳しいかもしれない。
しかし過去作のファン、アメコミファン、そして同窓会映画が好きな方にはとてつもない多幸感と満足感をもたらしてくれる!
正直今までX-MENをなめてた!と認めざるを得ない出来。
本作で《アベンジャーズ》シリーズに並んだ!!と言っても過言ではない!!!
気持ちがストンと納得に落ちるぞ!!!
まぁ伏線、整合性を求める気持ちはわからなくもないが!!!
とにかく大好きすぎる作品ゆえ細かく語りたいことは山ほどあるのだが長くなるので割愛!!
ここではひとつだけに留めたいと思う。
詳細を語り合いたい人は他のブログを参照するか友達をアメコミ沼に引きずりこもう!!
作中、誰も彼もがナイスキャラで主人公なのだが更に異彩を放ってるのが彼。
音速で走る漢。《クイックシルバー》。
能力としては“とにかく速い“
むしろ速すぎる!!!
(公開は本作の方が早いが!)
とにかくとてつもないインパクトを残す!
当然の如く派手に暴れ周り看守どもに銃を向けられる!!!
能力で対処(皆殺し)しようとするマグニートー!
それを止める教授!
そしてとりあえず爪を出すウルヴァリン!
絶対絶命か…と思いきや!!
ここでクイックシルバーが能力を発動する!!
悠長にイヤホンをセット、散歩感覚で部屋中を超音速で走り回る!!!
ここで看守の帽子を弾く、同士討ちさせる、スープの味見をする、などの好き放題な大暴れを見せつける!!
俺の大好物な「こいつ1人でいいんじゃないか」状態だ!!!!
何度見ても痺れる!!!
その後一緒に闘うのか…と期待するも若すぎるのか、強すぎて扱いづらいのかプロフェッサーに「ゆっくり帰れよ」と冗談交じりに帰宅させられる。
続編に期待!!ということだな!!
(大人の事情で俳優と設定は異なるが)
こっちもこっちでなかなか速い!!!
ちなみにこの2人のクイックシルバー、同様にアメコミ映画である『キックアス』で共演している。
奇妙な因果だなぁ!!!
出演者が多いアメコミ映画、こういった楽しみもできる!!!
ついでに原作のクイックシルバー。
なかなか痺れる名言を残している。
沁みる台詞だ!!!!
関係ないけど!!!
…結局、なにがなにやらな記事になってしまったが少しでも熱意が伝われば幸いである。
是非とも初期三部作
そして前作である
『X-MEN ファーストジェネレーション』
を見てから観賞していただきたい。
少々ハードルは高いが
必ず満足する!!と断言できる!!!
アメコミ映画の概念を覆すような荘厳なドラマと革新的アクションに見惚れよう!!
重厚さとは無縁のtwitter ↓
『ワイルド・スピード SKY MISSION』感想なのか?これは!バレ増し増し。
大体ヤンキーちっくな人は100%好きな怪物カーアクションシリーズ。
回を増すごとにキャラが大集合、アクションも増し増しになり数年に一度の大規模同窓会の体を保っている化け物映画。
そして2015年に公開した本作。
製作中には紆余曲折なトラブルもありながらも蓋を開けてみれば世界歴代興行収入ランキング6位の快挙!!
他のブログやtwitterでも散々語られている通りの大傑作である。
シリーズ一の色男、ハンの葬式。
ロック様の80年代スタイル戴冠式。
そしてポールウォーカーの卒業式。
様々な感情が入り乱れ、笑って泣いての大騒ぎ。
文句もつけようもないのだが個人的な大きな見所は一つ。
ステイサムの入学式だ!!
あのステイサムがワイスピに参戦する。
ニュースを聞いたときは「マジか?!」という気持ちと「ようやくか!!」という気持ちがないまぜになったのをよく覚えている。
何故今更…と一瞬思ってしまうがシリーズを重ねた今だからこそ招かれるということに意義があったのであった。
あらすじ。
いつものようにアウトローなファミリーが世界を救う。敵はステイサム。
以上だ!!
しかし声を大にして言いたいのは
この映画はステイサム主演映画でもある!!!ということ。
本作には大体の主演映画に当てはまる"ステイサムあるある"が豊富に散りばめられているのであった。
ひとつひとつ見ていこうと思う。
純粋な感想や解説が見たい人は今すぐ回れ右だ!!!
①腕っ節が強すぎる。
例:トランスポーター、アドレナリン…っていうかほぼ全ての映画じゃねぇか?!
本作、当然のように強い。
序盤からシリーズ一のパワーファイター〈"徹底した現場至上主義"ホブス捜査官〉とのタイマンを決行する。
"力"のホブスに対しステイサムは"技"。
多少苦戦はするものの爆弾で躊躇なくFBI本部ごと爆破し見事に戦闘不能にするのであった。
②銃火器を手足の如く扱う。
例:同じくほぼ全てだ! というか銃火器使わないステイサムを探す方が難しい!
今回もグレネードやらスナイパーライフルやら手榴弾、果ては鉄パイプまで。
共に生まれてきたかのような扱いっぷり。
問答無用の説得力だ!!!
③運転技術が神懸かり的。
例:トランスポーター、デスレース etc...
ステイサムの出世作は言わずと知れた『トランスポーター』。裏社会の運び屋をピタリと演じていた。
カーアクションシリーズに電撃参戦も頷ける。
今作では中盤に『デスレース』か『マッドマックス』か、というカスタムカーで乱入してくる。
当然泡食らうファミリー。
恐怖の権化と言っても過言ではない!!
そもそもプライベートでも父親の手伝いで子供の頃から普通に運転していたらしい。
免許取得試験に自分で車を運転していくというリアルイニDのような武勇伝を持つ。さすがだ!!!
(ちなみに試験は落ち、そのまま運転して帰ったらしいぞ!!)
④小粋なブリティッシュジョーク。
例:もう全部だ!例題あげるのやめよう!
イギリスの下町生まれということもありエッジの効いたジョークをかますのがステイサムの味の一つ。
今回は敵役ということもあり笑いの要素は控えめだがそれでもカマしてくれた!!
ちなみにこの場面はドミニクと車でアクセル全開で正面衝突した直後だ!!
それもノーシートベルトで!!!
不死身だよなぁ!!?!
⑤孤高な一匹狼。
大概ステイサムはつるまない。
仲良くなるのは過去に傷を抱えた美人かスタローンのみ!!
本作では相手が散々死線を潜り抜けてきた"ファミリー"だと言うのにステイサムは独り!!
メリーさんの100倍怖い死の電話。
⑥物騒極まりない経歴。
ステイサムを知らない人からすれば「どれも同じでしょ?」と言われかれないが一応作品ごとに経歴は違うと声を大にして言いたい。
裏社会の運び屋。元レーサー。暴力刑事。裏社会最強の用心棒。元麻薬取締官。銀行強盗。元軍人。スパイ。殺し屋。元殺し屋。etc...
挙げてみたらほぼ一緒じゃねぇか!
まぁあれだ、おそ松さんのようなものだ!!
今作のステイサムもそれに準じている。
しかし一味違うのは
元イギリス軍特殊部隊出身で秘密諜報部にも在籍。しかし強すぎるために存在を抹消された。
という特盛りの牛丼に牛皿をブチ撒けたような素晴らしすぎる経歴。
いつものステイサムの"ロイヤルストレートフラッシュ"だった。
納得するしかない一言。
⑦開始数分で親しい人間に悲劇。
ステイサムはアンチヒーロー。
その為に復讐パターンがやたら多いのだが(大好物)、引き換えにとにかく身の回りの人間がすぐ死ぬ。
大体愛する家族か彼女だ!!
本作では開始直後に弟がやられている。
まぁこの弟は前作の敵だったわけですが。
ファミリーにやられ植物状態に。
今までいつも弟の仇はお兄ちゃんの俺が討ってきたよな、と。
なかなか家族想いだな…と思うのも束の間!!
もう既にいろいろと十二分にカタをつけているのであった。
劇場で何度も観たが満場一致で大爆笑だった!
これはシリーズ製作者からステイサムに対する最高級の敬意だろう。
頭から離れない最高の“事故“ならぬ“事後“だ。
⑧神出鬼没。隠れない。
とにかくステイサムは狙われる。
まぁ逆恨みやらも多いわけですが。
それでもステイサムは隠れない。
漢なら堂々としてろ!と言わんばかりに!
それどころかむしろ積極的に敵の前に現れる!!主に殺しに!!!
もはやホラー映画だ!!
そういえば本作の監督は《SAW》シリーズで有名なジェームズワン。
なるほど!納得だ!!!!
カッコよすぎだよなぁ!!?
⑨最後はタイマン。
これは全ての熱い映画に当てはまるがやはりラストは一対一が基本。
今作では《ビッグダディ》ことドミニクと一騎打ちするんですが。
作中何度も啀み合いお互いに殺す気満々だったがようやく邪魔もなく対面する。
そして…
ある種憧れる漢の境地!!
俺のパソコンの壁紙でもある!!
…とまぁここまでステイサムの素晴らしさをお伝えしてきたわけですが。
もちろんメインキャラもおざなりにはされてない。
有言だろうが不言だろうがとにかく実行するビッグダディ。
今作は脊髄反射クラスで色んなことを即決していくぞ!!痺れる!!
キャストのポールウォーカーは映画製作中に亡くなってしまったわけで。
もう出演シーン全てが涙腺に直結する!!
暴力的なまでの号泣必至だ!!
序盤でステイサムにしてやられるも
終盤では八面六臂の大活躍!!!!
筋肉に任せた電撃退院&コマンドーのような一人騎兵隊っぷり。
もはや魔王の如き働き。歩く暴力とはこのこと!!!
その他レギュラーキャラたちも今までのシリーズ同様、能力&個性大爆発で暴れ回る!!!
意味はよくわからんが勢いはある!!
夢で見たら悪夢認定間違いなしだ!!
そしてラストは…
ポールとのお別れ。
あの花ではピクリともしなかった俺の涙腺が崩壊した瞬間だ!!
卑怯すぎる!!!!
とにかく若い人には是非是非見て欲しい本作。
この手のアクション映画が評価されるのはひたすら嬉しい。
絆とアクションとステイサムに酔いしれよう!!
↓ どうかしてる予告編!!
来月公開の次回作にも期待が高まる!!
何気なく見てたらどうやらステイサムが味方に!?
マジかよ??!!!
ハンが浮かばれない!!!
感情が揺さぶられないtwitter ↓
『アイアンマン』バレあり感想。
男の夢がぎっしり1ダース。
ゾッとする!!
今や世界的大ヒットシリーズ(総合興行収入1兆円突破!!頭おかしい!!)となったアベンジャーズシリーズだが
→ まとめ
その記念すべき1作目!!
全てはここから始まった!!!
あらすじ。
天才、金持ち、プレイボーイという男の夢を具現化した存在、世界一の軍需産業社長《トニー・スターク》。
今日も今日とてアフガニスタンで新兵器のプレゼンをしているのであった。
景気良く山脈を吹っ飛ばす社長。
これだけやって「平和に乾杯」とシャンパンを煽る!!
出だしからナイスキャラだ!!
しかしそんなVIPをテロリストが放っておくわけがない!!
新卒のような軍人たちと車で帰宅中に襲われ、自らの兵器で生死を彷徨うことになる。
あえなく囚われた社長。
しかも心臓にはミサイルの破片!
絶対絶命!!!
俺なら泣き噦る!!
しかしそこは天才発明家でもある社長。
男の夢そのものなパワードスーツをガラクタからつくりあげる。
とんでもないDIY。
間違っても日曜日に真似できない。
そしてテロリストを景気良く全員血祭りにあげて脱出するのであった。
敵にまわす相手を間違えたとしか言えない!!
そして無事にアメリカに帰国した社長。
しかし好物のチーズバーガーを齧りながらも悩む社長。
なぜテロリストに自社の兵器が出回ってるのか。そして真に自分のやることとはなんなのか。
一晩ほど考えた結果、『大いなる力には大いなる責任が伴う』ことを経験とTVニュースにより自力で理解する。
そして彼はパワードスーツを着たヒーロー《アイアンマン》として己の力を世界平和の為に使うことを決意する!
しかしその頃実は会社のNo.2がテロリストと通じて会社の乗っ取りを企んでた!
悪い顔だ!!
どうする社長!!!
…とまぁこんな具合。
見所としてはやはりパワードスーツの試行錯誤だろう。
ああいう手作り感に男はとても弱い。
少年時代のプラモづくりを思い出す。
まぁ規模は果てしなく違うが!
気にしない男らしさ!
さすが金持ちだ!
氷結対策などの細かい設定、そしてカラーリングなどを施しいよいよ完成する。
痺れる完成形。
興奮するなぁ!!
試行運転と称し目についたテロリスト集団を殲滅するなどノリノリな社長。
映画界の常識事項だ!!!!
しかしNo.2も負けてない。
試作品を元にマッシブなスーツをつくりあげ、トニーの前に立ちはだかる!!
準備万端ではないだけに追い詰められる社長。
しかし天才ならではの機転でなんとか五分五分に!!
最終的には殴り合いだ!!
イカす!!
その後、会社備え付けの代替エネルギー装置で全てを吹っ飛ばし完全勝利。
当然大ニュースだが金持ち特有の隠蔽工作か…と思いきや堂々とヒーロー宣言。
かっこいいなぁ!!!
人生で一番繰り返しみてる映画なわけだが
とても魅力を伝え切れたとは思えない。
文才のなさがもどかしい。
とにかく未見の方も見てくれ!!
老若男女問わない!!!
ここまで男の夢とばかり言ってしまったが女性にもぜひ見てほしい。
きっと社長に惚れ惚れすること請け合いだ!!!
みんな若いとしみじみする予告 ↓
男の現実しかないtwitter ↓
『トリプルX:再起動』感想。ネタバレあり。関係ないが!!
ヴィンがディーゼルしてドニーがイェンしてついでにトニーがジャーします。
一作目はヴィンディーゼルが主演し大ヒットしたのだが
二作目では主演がアイスキューブに変わり大コケした歴史を持つ。
まぁ007に対抗してつくられた新手の若者向けドンパチもの。
今作はおそらくヴィンで新作つくろう!ワイスピ当たってるし!というノリで発進。
一からつくるより過去のシリーズ引っ張ってくる方が楽だろ精神でつくられたであろうことは想像に難くない。
さて、あらすじ。
オープニングはどっかのファミレスでランチしてるネイマールとサミュエル。
相変わらず胡散臭いサミュエル。
タランティーノ映画ばりにだらだら話してるといきなり衛星が墜落!!
2人して爆発に巻き込まれるのであった。
店の備品を蹴り飛ばし強盗をK.O.するネイマール。
そしてテンションがん上がりのサミュエルの図。
ところ変わって世界的会議。
まぁなにやらだらだら話してるわけですが。
そこにやたらとハイテンションに窓から突っ込んでくる人影。(ちなみに超高層ビル)
そこでスターウォーズで抑えてたドニーイズムが大爆発!!!
俺の本気はこれだ!!!と言わんばかりの大暴れ!!!!
まさかハリウッド映画でここまでのドニーさんが見られるとは!!!
いちいち画になるなぁ!!
もちろんお偉いさん方は皆殺しに近い目に会い、なにやら装置が盗まれる。
舞台変わってジャングルの電波塔。
そこから普通に飛び降りるヴィン。
実は2作目で死んだことになってたザンダー(ヴィン)は生きてた!そりゃそうだ!
筋金入りのアウトローな彼は自らの死を偽装して悠々自適に暮らしていたのだ!!
その後やたら前髪をアップしたインテリ熟女にチームに入れ、と脅されるが
そこで一作目を彷彿とさせる暴力まみれの名推理を披露し、上から目線で
どうやら先ほどドニーさん達が盗んだものは〈パンドラの箱〉と呼ばれる装置。
衛星を世界中に好きに落とせるという物騒なドラえもんの秘密道具のようなものであった。
気の良いおじさんことサミュエルもやられた、ということで作戦に乗っかる。
そして仲間集め。
イカれたやつらじゃないとダメ!!とのことで召集されたやつらがこちら。
イケメンすぎる女スナイパー。
めちゃくちゃ美人。好きだ!!
究極のリア充。
一晩でレディーガガ、テイラースウィフトと寝たという武勇伝を持つ。
特技は〈つるむと楽しい〉。
ドライバー。
しかしハードすぎるスタントマン。
基本直線には進まない。
こじらせたドM。
ベッキーちゃん。
メガネっ子。
オタクでめっちゃ可愛い。可愛い。
とにかく可愛い。ヤバい。
などなど!
この映画、割と多くの登場人物が出てくるが全員恐ろしいほどにキャラが立ってる&ストーリーが単純なおかげで混乱しない!
基本性格良さそうなやつは味方!!
悪そうなやつは敵!!
という潔さ!!
いろいろ調査(主に暴力)していくが
謎の美女、そして件のドニーさんチームに出会う。
殺すか殺されるか…
しかしこの映画! 殴り合えばダチ!という精神性。
しかしそれも一筋縄ではいかない。
なんと手榴弾のピンを抜きテーブルの上で転がし合うというハードコアな手遊びを始める。
浮気現場発覚よりも恐ろしい飲み屋の風景。
結果なんだかんだ仲良くなるヴィン&ドニーさん&美女であった。
まぁ結論言ってしまえば皆《トリプルX》なわけですよ。
それぞれが世界のために装置を盗んだ、と。
そして結局は最初に出てきた意識高そうな熟女が黒幕。
やっぱり!!!
最終決戦。
ヴィン&ドニーさんは飛行機にて黒幕と。
その他主人公勢はやたら多い雑魚敵と。
みんな好き放題暴れまわる。
しかしヴィンさんとドニーさんは別行動。
さらに敵の増援が多く、その他主人公勢が追い詰められる。
弾もない、敵に囲まれる…
やばい!!ベッキーちゃんがピンチ!!
そこでヴィンから手渡された超緊急用コード【9】を押すことに。
そこに現れたのは…
あっ!!アイスキューブだ!!!
【11年間、コード9を待った男】として緊急参戦!!!
景気の良いグレネードランチャーを乱射し敵を一気に殲滅する!!!
『エクスペンダブルズ2』のチャックノリスと全く同じポジションだ!!
あまりの衝撃&高待遇で笑うしかない!!!
そしてすっきり大掃除をした後、一言。
『グーチョキパーより
グレネードランチャーだ!!!』
決まった!!!!
意味はわからんがカッコいいのは確かだ!!
そしてヴィン&ドニーさん。
飛行機の中にて無重力アクションなどが繰り広げられる。
ヴィンはパワードスーツを着た軍人と殴り合う。
ドニーさんは雑魚をイップマンの如くめちゃくちゃにボコボコにする。
結局最後は力押しで終わりヴィンは命からがら飛行機から飛び降りる。
その後普通に一命を取り留め、みんなと合流→ハッピーエンド。
ここで注目なのはドニーさん。
おなじく飛行機から投げ出されたのに特に描写もなくケロッと仲間達と一緒にいる。
やはり不死身だ!!こいつら!!!
ラスト。
やっぱり生きてたサミュエル&ネイマール!!!
しかもサミュエルは左目を塗りつぶしたサングラスつき!!!
まさか序盤の「アベンジャーズの勧誘」が伏線だったとは!!
『ウィンターソルジャー』並みの死んだふりからのドヤ顔での登場。
ヴィンも観客も笑うしかない。
兎にも角にもアクション映画の良いところ、悪いところを煮詰めたなにか。
完璧ご都合主義で全ての展開が読めるがそれが素晴らしい!!!!
なかなかないぞ!!ここまで爽快な映画は!!!!
本国でも日本でもコケたらしいがなぜだ!としか言えない!!
見よ!この良い笑顔を!!
やりきった漢×2!!!
俺様(ヴィン)×俺様(ドニーさん)の化学反応がスパークした本作!!
ちなみにトニージャーは出番少なめだが最高に人懐こかったぞ!!
↓予告編!!!
この通りのものが出てくるぞ!!!
勢いで誤魔化すtwitter ↓
『キングコング:髑髏島の巨神』ネタバレしかない感想。
試写会にて。
インタビューで監督も言ってたが「オタクに大金渡すとこうなるぞ!!!」の見本市だった。
雑にならざるを得ないあらすじ。
幻だった謎の島(髑髏島)に
サミュエルジャクソン(バリバリのアメリカ軍人)
トムヒドルストン(元SAS)
その他軍人、学者達が調査しに行きコングに出会う!という単純快活ストーリー。
ほぼいつものサミュエル。
2014年版〈GODZILLA〉は溜めて溜めてようやく咆哮と共にスクリーンに君臨する、というやり方だった。
しかし本作ではとにかく初っ端からコングが暴れまくる!
「怪獣出るまでチンタラやってる映画は好きじゃない」とは監督の名言だが有言実行とはこのこと。
キャッチコピーの『全編、クライマックス!』は伊達じゃない。
最低限の説明もそこそこに島に向かうトムとサミュエル。
生きがい&金に釣られ意気揚々と乗り込むも出会い頭にコングにヘリコプターごと全て撃墜され(文字のごとくちぎっては投げの暴れっぷり)隊はバラバラに。
トム率いる学者チーム。
サミュエル率いる軍人チーム。
そして1人孤独な良きパパ軍人。
それぞれが救助やら脱出を目論む中で様々な怪獣と出会う。
さらには途中で〈取り残されたサンタクロース〉こと、40年ほど島で暮らしてきた陽気なおじさんに遭遇。
亡き戦友(日本兵)の肩身である日本刀を武器に引っ提げるというナイスキャラ。
そこから一致団結したり喧嘩したりしながらコングやら使徒みたいなデカいトカゲと闘ったり…というお話。
見所は山ほど。
兎にも角にもコングの暴れっぷり。
(主にブン殴る、振り回す)
さらにはコングの投球センス。
投げたものは確実になにかにブチ当たる!
無駄に熱く爆死する喫煙軍人。
スタイリッシュソードアクション。
トリケラトプスの頭骨の上に銃器を構える画は鳥肌もの。
…挙げていけばキリがない。
とにかくいちいちサービス精神旺盛。
しかし一番はやはりサミュエルの死に方だろう。
舞台設定が70年代ということもありまさにアメリカ軍人なサミュエル。
コングと使徒をまとめて殺して仲間の仇を討つぞ!!!と終始息が荒い。
復讐の鬼、サミュエル。
しかしやはり分が悪く
『マザーファッカー!!』の迷言を発しながら使徒に喰われる!!!
最高で最悪な最期。
劇場も大爆笑であった。
ここはぜひ劇場でご覧になっていただきたい。
エンドロール後。
アベンジャーズシリーズ同様、様々な資料を見せられる→古代の壁画には件の怪獣王&3つ首の最強ドラゴンが!
という最後まで大サービス!!
姿は見えないがあの"咆哮"で終わる。
地球の番長 vs 最恐の転校生。
目が離せない!!!!
ぜひぜひ大画面、大音量で観ていただきたいジェットコースタームービー!!!
↓素晴らしすぎる予告編。
ナレーション:立木さんは卑怯だよなぁ!!!
大爆死スタイルのtwitterはこちら ↓
『メカニック:ワールドミッション』感想。ネタバレあり。
ステイサム、殺しまくり!
ステイサムが殺し屋を演じるというワクワクを禁じ得ないアクション映画。
あらすじ。
前作から数年後、なかなかロハスな生活を送っていたステイサム。
仕事を持ってきた女性を机に叩きつけたり
自宅にしていたクルーザーを爆破したり
なかなか悠々自適に暮らす日々。
↑相変わらずカタギに見えないステイサム。
そんなある日殺し屋御用達の別荘地のようなところでナイスな女子と出会う。
なにを隠そうジェシカアルバ!!
当然ただのジェシカアルバじゃない。
昔馴染み(現武器商人)がメンヘラになりジェシカを通じて無茶な依頼をしてくる。
当然上から目線で断るが、いい仲になってしまった彼女が拐われたので渋々引き受けることになる。
こいつから無茶な三件の殺しを依頼される。
断崖絶壁に建つ脱獄不能な刑務所の王を殺せ!だの
スカイツリーのような高層ビルに住んでる金持ちを殺せ!だの
しかも事故に見せかけろ、との無茶ぶりつきで!!
しかしそこはステイサム。割と正面突破のバイト感覚でなんなく済ませる。
さすがに元飛び込みの選手。綺麗だ!
しかしステイサムが挑むと100%だ!
しかし3人目の標的トミーリージョーンズに出会い、新たな計画を立てる。
良い武器商人という無茶なキャラ設定。
この映画では普遍的だ!!
今世界を牛耳っている武器商人は4人いる、と。
メンヘラ幼馴染。
監獄の王。(殺し済み)
高層ビルの金持ち。(殺し済み)
そしてトミー。
あのクソメンヘラの狙いは他の3人を消して世界の武器産業を一手に引き受ける気だと。
どうせならあんたに引き受けてもらう。
代わりに手を組んでくれ、と。
世界一クラスの武器商人相手にたった1人で上から目線の交渉を決め込む。
トミーも頷かざるを得ない。
そしていよいよ最終決戦。
ハードすぎるホームアローン。
鉄人すぎるステイサム。
臨機応変、用意周到に殺していく。
愛する彼女を拐われたもんだからまぁとにかく容赦がない。
殺しに殺しを重ね、触るもの皆傷つける万能ナイフのようなステイサム。
最期にはクソメンヘラを鎖でグルグル巻きにして船ごと爆死させる。
歩く大量破壊兵器ステイサム。
こんな目をした男を相手にする勇気は讃えたい!!
総括。
ステイサムのアイドルPV。
ジェシカとイチャついたり。
多種多様な殺し方をしたり。
ワクワクはするがハラハラはしない!!
しかし男としての度胸、交渉技術、仕事模様は嫌というほど学べる。
問答無用でおすすめだ!!!!
予告編。ほぼこの通りだ!!
万能とはいかないtwitter ↓
『ONE PIECE FILM GOLD』感想。(ネタバレあり)
8/17頃 映画館にて鑑賞。
現代日本とはかけ離れた景気の良さ!!
原作者尾田栄一郎が監修したところアホみたいに売れてしまったので引くに引けなくなってしまった《FILM》シリーズ3作目!
あらすじ。
大海賊時代のヒルズ族(cv.山路さん)が支配する船上の独立国家 兼 カジノで麦わら一味が暴れまわる!!主にゴリ押しで!!
趣としてはルパンシリーズに非常に近い。
知能戦はほぼ皆無!!という潔さ!!
真ん中の豆粒みたいのが麦わらの船だ!
ストーリーとしては調子乗って大儲けしようとしたら負けて、その上ゾロまで人質に取られた!返せ!!というもの。
ONE PIECEでは誰かを奪い返すパターンが非常に多い!!
観客の何割かは「またか…」と思ってしまっただろう!!
致し方ない!!わかりやすいもん!!
しかしこの手の映画はストーリーではなくド派手な映像とキャラを楽しむもんだからこれで良し!!
ワイスピのようなレースも楽しめるサービス精神!!
ストーリー上は全く必要ないが!!!
《FILM》シリーズは毎度かなりのクォリティ!!今回も期待通り!!
まさに大画面、大音響で見るべき豪華絢爛ド派手な映像の数々。
テゾーロが歌って踊ります。
そして恒例の個性豊かな敵役。
脳筋なドM。
最終的にはゾロと対決。
劇場版ではおなじみのなにやってるか全くわからん剣技でボコボコにされる!!
左下。カリーナ。
ナミの元戦友。
共に東の海を荒らしまわったとか。
本作における不二子ちゃんポジション。
なので敵か味方かはわからない。まぁ笑顔が可愛いから味方だろう!
と思ったらその通り!!わかりやすい!!
何気にナミとは血で血を洗うような因縁があるがラストは爽やかな元旦の朝のように別れる。
女同士の友情も捨てたもんじゃないな!!
右上。タナカさん。
…っていうか人間なのかこいつは?!
"ヌケヌケの実"の能力者。
無機物をすり抜けられる。拳銃で戦う。
反則級な能力も気がする!!
ラストではサンジと闘う。
頑張って能力を駆使して翻弄するが観客の意見を代弁するかのようなオーバーキルとも言える灼熱の100連蹴りをくらいK.O。
これにはスッキリした!さすがサンジ!!
右下。バカラ。
エロい。とにかくエロい!!!!
お色気担当か…と思いきやこいつがかなり強い。
"ラキラキの実"の能力者であり、触れた人間の運を吸い取れる。
正直テゾーロより強いんじゃないか…とも思える!
こんなんどうするんだと焦るウソップ、チョッパー、ブルック、そして観客。
早々に引き上げるウソップだったが仲間を見捨てる男じゃなかった!
カジノからスロットマシーンを盛大に盗んできたあげく能力にぶつけ、ジャックポットを叩き出す!
これにて運を全て吐き出してしまうのであった。無念!!
…と幹部戦はさすがのクォリティ!
終盤の盛り上がりは音楽と凄すぎる映像美でかなりアガる!!!!
一見の価値ありだ!!
そしてルフィ vs テゾーロ。
黄金を操る"ゴルゴルの実"の能力者であり、船内の黄金を己の身体に装備して巨大化する!!!
やはり巨大化は漢のロマンだ!!
とにかくデカい!!
よく考えたら黄金を持ってなかったらまさに宝の持ち腐れな能力だ!!
俺が使ったところで何も変わらない!!
対するルフィ!!
原作はめっきり読めてないので知らなかったが真っ向からトンデモない力押しで闘う!!
正面から殴り合う2人!!脳もゴムで出来てるほどの潔さ!!!
最終的にはおそらく原作での最強技と思わしきもので殴り倒す!!
無事相手全員を血祭りにあげ、めでたしめでたし!!!完!!!
いやぁ!わかりやすいなぁ!!!
中身はないが良いものを見た!!と断言できる!!!
劇場出るみんなもニコニコしてたし!
てかせざるを得ない!!!
ちなみにルッチとサボも登場する。
これ目当てで観賞した方も多いのかもしれない。
服装と目つきはイタリアンマフィアそのもの。
真似出来っこないお洒落さ。
絶対モテるだろ!!こいつ!!!!
なにやら意味深な会話はするが登場時間は2人合わせて1分あるかないかだ!!!
2人のファンはご愁傷様!としか言えない!!!
予告に入れて動員数稼ごう!という狙いが見え見えだ!
そりゃ一応ビジネスだからな!
大人は割り切ろう!
子供は泣こう!!
とにかく全篇ド派手で大音量!!!
老若男女全てを楽しませよう!というヤル気が見てとれる傑作だ!!!
見よう!!原作ファンでなくても!!
こんな“ドル箱”を東映が見逃すハズはないが!!!
今から原作者へ土下座して頼んでるな!!!きっと!!!!
↓豪華絢爛な予告。景気が良いなぁ!!
本作最も驚いたシーン。
天井知らずの大犯罪者だな!!もはや!!!!
豪華さの欠片もないtwitter ↓