『ONE PIECE FILM GOLD』感想。(ネタバレあり)
8/17頃 映画館にて鑑賞。
現代日本とはかけ離れた景気の良さ!!
原作者尾田栄一郎が監修したところアホみたいに売れてしまったので引くに引けなくなってしまった《FILM》シリーズ3作目!
あらすじ。
大海賊時代のヒルズ族(cv.山路さん)が支配する船上の独立国家 兼 カジノで麦わら一味が暴れまわる!!主にゴリ押しで!!
趣としてはルパンシリーズに非常に近い。
知能戦はほぼ皆無!!という潔さ!!
真ん中の豆粒みたいのが麦わらの船だ!
ストーリーとしては調子乗って大儲けしようとしたら負けて、その上ゾロまで人質に取られた!返せ!!というもの。
ONE PIECEでは誰かを奪い返すパターンが非常に多い!!
観客の何割かは「またか…」と思ってしまっただろう!!
致し方ない!!わかりやすいもん!!
しかしこの手の映画はストーリーではなくド派手な映像とキャラを楽しむもんだからこれで良し!!
ワイスピのようなレースも楽しめるサービス精神!!
ストーリー上は全く必要ないが!!!
《FILM》シリーズは毎度かなりのクォリティ!!今回も期待通り!!
まさに大画面、大音響で見るべき豪華絢爛ド派手な映像の数々。
テゾーロが歌って踊ります。
そして恒例の個性豊かな敵役。
脳筋なドM。
最終的にはゾロと対決。
劇場版ではおなじみのなにやってるか全くわからん剣技でボコボコにされる!!
左下。カリーナ。
ナミの元戦友。
共に東の海を荒らしまわったとか。
本作における不二子ちゃんポジション。
なので敵か味方かはわからない。まぁ笑顔が可愛いから味方だろう!
と思ったらその通り!!わかりやすい!!
何気にナミとは血で血を洗うような因縁があるがラストは爽やかな元旦の朝のように別れる。
女同士の友情も捨てたもんじゃないな!!
右上。タナカさん。
…っていうか人間なのかこいつは?!
"ヌケヌケの実"の能力者。
無機物をすり抜けられる。拳銃で戦う。
反則級な能力も気がする!!
ラストではサンジと闘う。
頑張って能力を駆使して翻弄するが観客の意見を代弁するかのようなオーバーキルとも言える灼熱の100連蹴りをくらいK.O。
これにはスッキリした!さすがサンジ!!
右下。バカラ。
エロい。とにかくエロい!!!!
お色気担当か…と思いきやこいつがかなり強い。
"ラキラキの実"の能力者であり、触れた人間の運を吸い取れる。
正直テゾーロより強いんじゃないか…とも思える!
こんなんどうするんだと焦るウソップ、チョッパー、ブルック、そして観客。
早々に引き上げるウソップだったが仲間を見捨てる男じゃなかった!
カジノからスロットマシーンを盛大に盗んできたあげく能力にぶつけ、ジャックポットを叩き出す!
これにて運を全て吐き出してしまうのであった。無念!!
…と幹部戦はさすがのクォリティ!
終盤の盛り上がりは音楽と凄すぎる映像美でかなりアガる!!!!
一見の価値ありだ!!
そしてルフィ vs テゾーロ。
黄金を操る"ゴルゴルの実"の能力者であり、船内の黄金を己の身体に装備して巨大化する!!!
やはり巨大化は漢のロマンだ!!
とにかくデカい!!
よく考えたら黄金を持ってなかったらまさに宝の持ち腐れな能力だ!!
俺が使ったところで何も変わらない!!
対するルフィ!!
原作はめっきり読めてないので知らなかったが真っ向からトンデモない力押しで闘う!!
正面から殴り合う2人!!脳もゴムで出来てるほどの潔さ!!!
最終的にはおそらく原作での最強技と思わしきもので殴り倒す!!
無事相手全員を血祭りにあげ、めでたしめでたし!!!完!!!
いやぁ!わかりやすいなぁ!!!
中身はないが良いものを見た!!と断言できる!!!
劇場出るみんなもニコニコしてたし!
てかせざるを得ない!!!
ちなみにルッチとサボも登場する。
これ目当てで観賞した方も多いのかもしれない。
服装と目つきはイタリアンマフィアそのもの。
真似出来っこないお洒落さ。
絶対モテるだろ!!こいつ!!!!
なにやら意味深な会話はするが登場時間は2人合わせて1分あるかないかだ!!!
2人のファンはご愁傷様!としか言えない!!!
予告に入れて動員数稼ごう!という狙いが見え見えだ!
そりゃ一応ビジネスだからな!
大人は割り切ろう!
子供は泣こう!!
とにかく全篇ド派手で大音量!!!
老若男女全てを楽しませよう!というヤル気が見てとれる傑作だ!!!
見よう!!原作ファンでなくても!!
こんな“ドル箱”を東映が見逃すハズはないが!!!
今から原作者へ土下座して頼んでるな!!!きっと!!!!
↓豪華絢爛な予告。景気が良いなぁ!!
本作最も驚いたシーン。
天井知らずの大犯罪者だな!!もはや!!!!
豪華さの欠片もないtwitter ↓