『エンド・オブ・キングダム』感想。バレあり!
最強の漢。
しばしば話題に挙がるテーマだが
飲み会で出ようものなら朝までコース必至の終わらない口論の火種でもある。
格闘技の世界チャンピオンなのか
軍人なのかはたまたアメリカ大統領なのか。
様々な視点や意見はあるだろう。
そしてその討論は《映画界》にも当然波及される。
それはやがて1人の漢に集約される。
そう、セガールである。
《スティーブン・セガール》
50本以上映画の主演を務めるがどれもが
〈過去になにか秘密を抱えた屈強な男〉という役柄。
街のチンピラだろうがラスボスだろうがノーダメでボコボコにする鬼神。
もはや水戸黄門のような安定感で一部の午後ローファンのハートをカツアゲした。
しかし2008年。
とんでもない漢がアクション映画に参戦した。
『96時間』シリーズを筆頭に容赦のない暴れっぷりをスクリーンに叩きつけた!!
アカデミー俳優なだけあり演技力を上乗せしたセガールともいうべき御大。
さらには…
《デンゼル・ワシントン》もジャンル映画に殴り込み!!!
お喋り、という黒人のイメージから切り離された圧倒的な演技力。
そしておなじくほぼ無傷のままエンディングを迎える最強主人公ものに続々と出演。
セガールに飽き飽きしていた観客はこの2人に釘付けになった!!!!
今や技術の進歩によってどのような俳優も気軽に参入できるようになったジャンル、それがアクション映画だ。
前置きが長くなってしまったが!
2013年。
前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』(以下EoW)でまさかの3人目の〈演技力持ちのセガール〉が現れた!!
さてようやく今作のあらすじ。
前作でホワイトハウスを襲撃されるという世紀末な週末を乗り切ったアメリカ合衆国大統領&最強SPのふたり。
今朝も今朝とて共にジョキングするマブダチになっていた。
左。大統領。《ベンジャミン・アッシャー》
勇猛果敢で国民を第一に考えるナイスガイ。
まさに全世界の理想だ!!
右。最強SP。《マイク・バニング》
前作でホワイトハウスを占拠したテロリスト共を単騎で殲滅したSPの枠を飛び越えた漢。
しかし前作でいろいろあり、そろそろ辞めようかなぁとか考えるマイク。
しかし世界的な会議がロンドンにて開催されるのでついてきてほしい、と懇願される。
ここで断るのは漢じゃない!!!
なにより話が始まらん!!とばかりに同行を決意する!!
と意気込むバニング。
しかしこの手の予感はほぼ100%当たるぞ!
そしてロンドン。
各国首相が続々と集結する!!
あっさりとテロリストに開幕の花火を打ち上げられ英国が戦場と化す!!!!
さらには各国首相も死屍累々の山と化す!
死体蹴りのような攻撃!!!
イギリス、やばいぞ!!
まぁこれは致し方なし。
あまりにエグすぎる銃撃戦を潜り抜けながら脱出を企てる。
そしてなんとかヘリでおうちに帰ろうとする大統領とバニング。
しかしロケランで盛大に撃ち落とされてしまう!!!
どうしろと!!!
まぁ死にはしないが!!!
ここから生き残った2人による地獄のサービス残業が始まる!!!
モタモタしてられない!!
生きねば!!!
…というもの。
まぁ結局テロリスト共は皆殺しの目に遭い2人は無事に帰路に着くのだが!!
そんなことはこの手の映画では基礎中の基礎!
問題ない!!!
本ブログで特筆したい見所としてはバニングの情け容赦のなさ!!
《バニング》の名前通り灼熱にバーニング!!
まさに地獄の業火だ!!!
目が合おうが合うまいが射殺!!というフットワークの軽さ!!
徹底した〈悪・即・斬〉!!!
全くもって正しい姿勢!!
くよくよするな!!という漢気!!
極悪テロリストに人権など存在しない!!
さらにはそのテロリストを捕獲し『ホステル』も真っ青な拷問を繰り出す!!!
完全に楽しんでるなぁ!!!
そしてこの一言。
アクション特盛りな本作だがバニングがほぼ一手に引き受けている、と言えばどれだけの暴れっぷりか伝わるだろうか!!
しかし大統領も漢気では負けていない!
さらに万が一のときには俺を殺せ!!お前が!!!と覚悟もキメてる素晴らしさ!
これこそアメリカ合衆国大統領だ!!!
ちなみに前作から引き続き《モーガン・フリーマン》も出演!!
前作同様緊迫感を煽るだけでなにもしないが!!!
この仕事してる感は見習いたい!!!
とにかくややこしさは一切なし!!!
悪いやつらを強いSPが殲滅するだけ!というあっけらかんさ!!
ストレス解消に土曜の午後にでも見てほしい傑作!!!
問答無用でおすすめだ!!!
ちなみに設定はくっそガバガバなので脚本重視の映画好きには絶対に合わないぞ!!!
逆に午後ロー好きは死んでも見よう!!
お行儀が良い予告 ↓
わかりやすい予告 ↓
わかりやすい予告 ↓
良き午後ロー風味だ!!!
最強とは逆ベクトルのtwitter ↓
『ザ・レイド』ネタバレ意味なし!書き殴りの感想!
シンプルイズベスト!なポスター!!
荒れ具合は地元の団地に似てるなぁ!!
少数精鋭なSWAT vs《麻薬王》が支配するビルの住人たち!
全身の血を血で洗うような抗争とも言えるアクションが勃発する!!!
10年に一度の映画。
まぁよく謳われる宣伝文句ではある。
しかしまともに受けていられない!というのが実情だ。
しかし本作は違う!!!
まさに10年に一度、どころか映画史に刻まれるべきアクション映画がインドネシアから全世界に叩きつけられた!!
高まるなぁ!!!
景気が良い宣伝文句!!!!
倍プッシュだ!!
あらすじ。
なにやらお通夜のような重々しい雰囲気で
出勤するSWAT。
素晴らしいプロ意識!!!
という途轍もなくハードでブラックすぎるものであった!!
無機質な外装が不気味だ!!
たまに街で見かける普遍さだが!!!
意気揚々と潜入するSWAT!!
いい仕事っぷりだ!!
しかし当然一筋縄ではいかない!!
あっさり潜入がバレてしまう!!
まぁ目立つしな!!!
そこで今回の敵、《麻薬王》が姿を見せる。
しかし躊躇を忘れて生まれてきたかのような残酷さを併せ持つ!!
なかなか楽しげにニヤつき
ビル中の住人たちに“お客様“の到来を告げ、迎撃する気満々な《麻薬王》。
やはり上に立つものは演説の才能がないとなぁ!!!
そこからひたすら徹底してSWAT vs 住人たち!というアクションのつるべ打ち!!!!
という潔さ!!!!
大好物だ!!!
とにかくストーリーはほぼ最低限。
「アクションだけ見てくれ!」という製作者の声が聞こえてくるようだ!!
ここで立ち向かう主人公勢の紹介。
新入りならではのヤル気と
新入りとは思えない容赦のなさで
バッタバッタと雑魚ども薙ぎ倒していく期待の新卒。
こんな有能が後輩で入ってきたら焦る!!
おそらく出世はできないが!!!
培ってきた経験と
そしてやはり容赦のなさで隊を引っ張る有能隊長。
ついていきたくなる頼もしさ!!
えーっとあとはモブの隊員達!!
しかしモブとはいえ“住人“に殺され悲壮感と緊迫感を煽る要員!!!
映画にとっては大事なファクターだ!!
掘り下げられるキャラも数人!という清々しさ!!!
ドラマパートはほぼ皆無!
その分アクション増し増しな本作!!
もはや本編の9割は殴る!!蹴る!!撃つ!!切る!!殺す!!!で満たされている!!
まさにアクション映画ジャンキーにうってつけなドラッグムービーだ!!
とにかく次から次へと送り込まれる“住人“たち。
それを対処(主に殺す)していく隊員。
無制限に湧いてくる厄介なクリボーのよう!
他のアクション映画なら中ボス張れるクラスだ!!
さらに特筆すべきは他のアクション映画とは一線を画すオリジナリティが本作にはある!ということ!!
それが最強格闘技【シラット】だ!!
《最強》というド直球さ!!
もはや納得せざるを得ない!!!
カンフーやムエタイなどとは一味違う軍隊〈殺人〉格闘技!!
基本マジで容赦がないぞ!!!!
動体視力必須だ!!!!
実戦的、かつ画になる美しさ!!!
タスク処理能力がハンパではない!!
さらにそれだけでは飽き足らず!
相手からしたら絶望しかない!!
覚悟も出来ないよなぁ!!?
しかし敵も黙ってヤラれてはいない!
ここで強すぎる幹部が登場する!!
《マッドドック》!!
ぱっと見は小さいオッサンだが
とにかく強い!
強すぎる!!
手始めに《頼れる先輩》ジャカとの一騎打ちを決行する!!!
お互いに死力を絞り出すぞ!!!
身体能力は作中でも随一だ!!!
なにより痺れるポイントは
強さや佇まいはもちろんだが“あくまで素手“に拘っているということだ!!
まさに武士道にも通ずる精神!!
この後銃を投げ捨て、素手喧嘩〈ステゴロ〉を決行する漢らしさ!!
なんとかジャカも善戦するのだがあえなく殺されてしまう!!
傷だらけなのにスマートという現代アートさながらの矛盾!!
そしていよいよラマとの最終決戦に挑む!!!
この前に実はラマの兄は麻薬王の側近だった!という一応のドラマの盛り上がりはあるのだが
「あぁ…そう…」という観客の無関心さを見透かしたような製作者!
それを吹き飛ばす闘いを決行する!!!
ここがクライマックスなのだがこれが凄い!!
なんと捕らえられていた兄を釈放し、
ラマ兄弟 vs マッドドック!と主人公側が多勢!!
という映画の常識を覆す決闘!!!
「どこまで漢らしいんだ?!!」
と観客の目を剥かせるのもそこそこに
素手格闘の境地ともいえる戦争の如き闘いが幕を上げる!!
まさに地獄絵図!!
どこかの配管工兄弟に見習ってほしい情け容赦のなさ!!!
文章では表せない騒々しさ!!
凄すぎてなにやってるか全然わからん!!
それでも興奮する!
ここだけでも必見だ!!!
とにかく感動と興奮しかない本作。
湿っぽい話や恋愛は皆無なので間違ってもデート向き映画ではない。
しかし男同士で集まって酒片手に観賞するにはもってこいだ!!
とにかく素晴らしい映画!!と断言できる!!!
AVのインタビューシーンをすっ飛ばすような短気な方にはぜひおすすめだ!!
全編本番!!最高だ!!!
嘘偽りなしの予告!!! ↓
素敵だ!!
漢らしさとは無縁のtwitter ↓
『ドント・ブリーズ』感想。ネタバラしまくり!
どれも如実に本作を表している!!!
息もつかせぬ恐怖!!!
若者強盗3人組 vs 屈強すぎる盲目退役軍人!!!!
良い映画だった!!
いきなりあらすじ。
郊外。
仕事は強盗、という仲良し3人組。
オープニングから派手かつキチンとした手順で強盗を働く。
重罪にならないように獲物は現金以外を狙え!という検事志望のアレックス。
理由はわからんが家中の小物を破壊しまわった挙句に小便を撒き散らすマネー。
クローゼットを開けお洒落を楽しむロッキー。
それぞれのキャラも一発で把握できたところで本日の仕事は無事終了。
どんどん仕事しよう!こんな街出たいし!!!と意気込む3人。
次の仕事として目をつけたのが件の盲目退役軍人が住む一軒家だった。
見習うべき姿勢!!!
仕事が強盗じゃなければ!!!
どうやら一人娘が金持ちのお嬢様に轢き殺され、そのときの示談金をたんまり貯め込んでいる様子。
現金は…とあまり気が進まないアレックス。
しかしロッキーの切実すぎる家庭事情(父親が家出、母親は新しく男をつくり家で自堕落に。さらに幼い妹がいる)を救うためにこれが最後な!!と協力を決意する!!
大抵反動で子どもは正義感溢れる!!
しかし家主は盲目とは思えない異様なオーラを放つ老人。
さらにはセコムを三重がけしたような厳重警備された一軒家。
怯みながらも逆ギレするしかない3人!!
俺なら回れ右してバイトでも探す!!!
この老人の防犯意識は見習おう!!
平和ボケしてる場合じゃない!!!!
果たして3人はこの無理ゲーを突破し無事に強盗を終えることができるのか!!!
おそらく無理だな!!という観客の声も聞こえぬまま未来に向けて突っ走る!!
…というもの。
素晴らしいのはここまでが開始10分程度ですべて語られる。
恐るべきテンポの速さ!!!
3人の関係性も台詞、表情でサラッと語られる。
はよ強盗しに行け!!という観客の声に応えるように!!!
しかもそれだけではない。
こんなんで時間もつのか…と心配する別の観客の声にすら応える!!!
登場人物は3人プラス老人の4人だけ&舞台はさほど広くない一軒家というハンデをモノともしない怒濤の展開の連続!!!
凄いぞ!!!製作者!!
これが見たかった!!!!
兎にも角にも見所は盲目老人!!
退役軍人なだけあって鬼のような強さと恐怖を誇る!!
美しすぎる構え!!
よく主人公が強すぎるアクション映画を観ていると「相手からするとホラーだよなぁ…」などと考えるが正にそのものズバリな恐怖感!!!!
もはやR指定レベルだ!!!
盲目というハンデもあるが
それが逆に至近距離にいても気づかれない、という緊迫感を生む!!
相手が盲目ならでは!!!
さらには視覚以外の感覚が研ぎ澄まされているため物音や匂いに敏感、という“盲目キャラあるある“も身につけている用意周到さ!!
なんという引き金の軽さ!!!
おまけに神出鬼没!!
もちろん我が家を知り尽くしているからなのだろうがもうハラハラしっぱなしだ!!
まさにセガールか青鬼か!!といったところ!!!
ある種の境地に達している!!!
さらには盲導犬というには獰猛にも程がある狂犬も参戦する!!!
…ってかもはや盲導犬必要ねぇだろじいさん!!
とにかく一難去ってまた一難…どころか百難の絶望が畳み掛けてくるジェットコースタームービー!!!
観賞中は俺も同じ表情だった!!
一例を挙げてみよう!!
出会い頭にマネーがあっさり殺される。
誰もが「あぁ…」と思ったハズだ!!
命からがら逃げ惑うも「俺の世界を見せてやる…」と電気を落とされる!!
老人がハンデを飛び越えた瞬間だ!!
そりゃ瞳孔もフルオープンする!!!
さらに這い蹲りながらも辿り着いた地下の隠し部屋では娘を轢き殺したお嬢様が監禁されていた!!
正直ビビるよなぁ!!!
なんと一人娘を失った代償としてこのお嬢様に子どもを産ませようとしていたのだ!!!
結局アレックスもお嬢様も死ぬのだが、終盤ロッキーも気絶させられてしまう。
「まさか…」と思うのも束の間!
同じように地下に監禁される!!!
そこでエグすぎる対価を支払わされかけるロッキー!
万事休すか…と思いきや!!
こんな極悪な仕打ちに耐えられるわけもない!!
さらに近年では騒いでるだけのヒロインはウケない!との観客の声も届いたかのような
急転直下な反撃を繰り出すのであった!!!!
ここの老人の非道な仕打ち&ロッキーの10倍返しは是非本編でご覧頂きたい!
俺は笑った!!
そしてかなりスッキリした!!!
“ロッキー”の名前は伊達じゃない!!
ガッツのある今風ヒロイン!!!
可愛い妹のためにも負けられない!!
抱いてくれ!!!!
とにかく「なんでこれをやらないのか」などの不満が一切出てこない!
思いつく限りはやってみる!という意欲!
そしてそれを全て上回られる絶望感!!
もはやあっぱれだ!!!!
あっという間の90分!!
問答無用でおすすめだ!!!!
深夜に部屋を暗くして見よう!!
ちなみにグロくはないから苦手な人でも大丈夫だぞ!!!
責任は一切とらないが!!!
期待は裏切られないぞ!!
良い煽りの予告編 ↓
これ以上の出来だ!!見よう!!!
真にホラーなのはこんなどうかしてる映画が日本ではクリスマス直前に公開されたという事実!!!
素晴らしいぞ!配給会社!!!
屈強とは程遠いtwitter ↓
http://twitter.com/bebebeberserkun
『スーサイド・スクワッド』感想のようななにか!ネタバレとか関係あるのか?この映画は!!
まさに極彩色の世界観!!!
本作は【DCコミックス】の実写化シリーズである《DCEU》の三作目…という面倒な話は置いておいて!!!
まずは予告を見ていただきたい。
めっちゃ面白そうだよなぁ!!?
先ほどのポスター!この予告編!
そして悪党がチームを組む!!というワクワク感!!
しかも監督はデヴィッドエアー!!
このアメコミブームの中失敗はないな!!と全世界のDCファンを天高く期待させた本作。
まぁ興行成績的にはおおよその期待通り天高く大成功したのだが
ファンの失望はマリアナ海溝よりも深いのであった。
あらすじ。
超人の対抗策を案じるメンバー。
対処できるのアンタたち!!!
と死んだ目で語り出す長官。
じゃあどうしろってんだ!と質問に質問で返すその他、お偉いさん方。
待ってました!とばかりに『スーサイドスクワッド』計画を嬉々としてプレゼンする。
最悪死んでも誰も悲しまないし!!
あ、首に爆弾埋め込むから言うことも聞くよ!!!
という自由の国でも許されるかどうかギリギリの“毒をもって毒を制す“発言をカマすのであった。
同僚からしたら果てしなく迷惑だが!!!
政府としてはなかなか首を縦に降るわけにはいかない中、
エンチャントレスという6000年生きる魔女が癇癪を起こし大暴走する。
謎パワーで首都は全滅だ!!!
そこでもう話し合いの余地はなくなり個性的にも程がある終身刑10回レベルの囚人達による《スーサイドスクワッド(自殺部隊)》が結成される!!!
果たしてエンチャントレスの暴走は止められるのか?!
そして個性豊かすぎる悪人たちは手を組めるのか?!!
というか一番の悪は長官じゃないのか?!
という観客の思いをのせクライマックスまでノンストップ!!!!
…とこんな感じ。
まぁ、アメコミバブルのこの時代。
いかにリアリティがあるか、他の作品とのリンクはどうなのか、原作の再現性は、などなどハードルが勝手に天空へと舞い上がっていってしまう製作者からしたら困った題材ではある。
しかしそれらを一切無視し、独自の闇鍋ともいえるDCの世界観を構築したのは賞賛する他ない!!!
高尚な映画が見たいならアカデミー賞獲ったやつでも見てろ!!と言いたげな!!
むしろ本作は午後ローに近い。
金のかかり具合は段違いだが!!!
ノリとテンションは同じだ!!
それを踏まえた上で《自殺部隊》のご紹介!!
ちゃんとした解説が読みたい人はwikiに行こう!!
《デッドショット》
銃火器を手足の如く扱い投獄前は裏社会では知らない者はいない一流殺し屋。
一方で一人娘を溺愛する家族想いな面もある。
まぁ別れた女房はボロクソに貶すが!!
スマホの礼儀正しすぎる使い方は必見だ!
《ハーレイクイン》
無駄に高い身体能力とエロすぎる存在感でチームを支えるムードメーカー。
ちなみに酷評されがちな本作の中でもズバ抜けた好評を博すキャラ造形!
女性受けが暴力的なのも頷ける!!!
《キラークロック》
ワニ男。見た目で迫害された悲しい過去をもつ。しかし強情なナルシスト。
パワー担当。
"歩く火炎放射器"
《ディアブロ》
悪人すらドン引きの過去があるがそれを悔やみ暴力に消極的。
しかし本気出すとハンパではなく強い!
終盤で漢を上げまくる!!!
“悪魔“の異名は伊達じゃない!!
《スリップノット》
壁を歩ける。
埋め込まれた爆弾が本物、と示す為のキャラ。まさに使い捨て。合掌。
"金八先生"
《リック大佐》
〈スーサイドスクワッド〉を率いる陸軍大佐。悪人面々に頭を悩ませる。作中の良心。
《カタナ》
リックの護衛。日本人。
魂を喰らう日本刀を振るう。
カタコトの日本語はもはや名物だ!!!
《エンチャントレス》
6313歳。リック大佐の彼女に取り憑いた。さすがの大味な強さ。一応のラスボス。
《アマンダ高官》
全てを取り仕切る“諸悪の根源“。
ぶっちゃけ一番の悪人。
徹底しすぎる秘密主義。
そして…
《ジョーカー》
狂いも狂った究極の犯罪帝王。
正体不明であり頭脳明晰。得もしれぬ恐怖と混沌の権化。
何度目かの実写化であるが今までとは別ベクトルの狂気。
エンカウントしたら即死レベルの歩く百徳ナイフ。
〈自殺部隊〉には加わらないが愛しのハーレイが困ったときに助けにくる。
その愛情すら"MAD"。
このメンバーが協力したり反目したり
命の価値がゼロな雑魚を殲滅したりする!!!
そりゃ面白くならないわけないじゃないの!!!
例え緊迫感が皆無でボタンを連打してるだけのクソゲーをプレイしてるような感覚に襲われたりしたとしてもだ!!!!
そこも含めの午後ロー感!!!!
当然熱くなれるシーンも満載だ!!
作中で雑魚どもの数が多すぎて追い詰められる〈自殺部隊〉。
そんな中とりあえず着いてきただけな《ディアブロ》に業を煮やした《デッドショット》。
黒人特有の息もつかせぬお喋りで《ディアブロ》の士気をうなぎ上りにアゲていく!!!
景気が良いったらありゃしない!!
素晴らしい!!!
その後も
なかなか反りが合わずさらには《アマンダ》に利用されてることに腹を立てたメンバー。
六本木にありそうな小洒落たバーにしけこみ、
そこでお互いの過去などを話し合う。
居酒屋でよく見かける風景。
「俺らマジでキャラ濃いよな!!」というレールの上でしかない会話。
そこで杯を酌み交わし仲良くなる!!
全世界共通なんだな!!!酒の良さ!!
さらには《ハーレイ》と《ジョーカー》のこれ以上ないノリノリっぷり!!
楽しそうなドライブデート!!!
246号線でたまに見かけるなぁ!!!
1人でも人生楽しむジョーカー!!
一生で一度もこんな場面に遭遇したくない!!
などなど!!
確かにMARVELに比べれば整合性、シリアスと笑いのバランス、など酷評されてしまいがちかもしれない。
予告編にあった音楽のセンスの良さは本編では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に遠く及ばず
悪党のはっちゃけっぷりは『デッドプール』に敵わず
と散々だが
これはこれで悪党どもの不器用さが現れてて良いじゃないか!!
と胸を張ってオススメしたい!!!
事実、女子大生には人気のようだし!!!
ここからさらに幅広い客層にアメコミが浸透すれば幸いだと思う。
例え今後の《DCEU》が完全に暗中模索だとしても!!!!!
観客の意見に耳を傾けすぎるのもどうなのか!!
DC!!!!
頑張れ!!!!
ちなみに本作は字幕ではもちろん、吹き替えだと面白さが倍増するぞ!!
そこも含めた午後ロー感!!
好きだ!!!
犬の餌にもならないtwitter ↓
『X-MEN:フューチャー&パスト』偏ってる感想。ネタバレなしで書くのは不可能だ!!
X-MEN大集合!!
究極の開き直りにして完璧すぎる尻拭い!!
すごいぞ!!監督&脚本家!!!
2000年に実写映画が公開されるやいなや大ヒット。
瞬く間に続編ふたつが製作されるというアメコミバブルの幕を上げた歴史的作品。
ほぼ初めての大成功した実写アメコミ映画三部作であり、昨今のブームの火付け役とも言える。
今でこそ《アベンジャーズ》の方が有名となってしまったが当時は全世界大熱狂であったという。
しかし今になって見返してみるとやはりどこか牧歌的であり、最新のアメコミ映画に慣れてしまっている身としては物足りない。
そんなことを考えていた2011年。
前日譚として『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』が公開された!
こちらは現代に合わせた作風と最新鋭の映像技術、そしてなにより主演2人のBL感が功を奏し大ヒットしたのであった。
嬉しい反面、あぁ…あの三部作は埋もれていってしまうのかな…と少し寂しい気分にもなった。
しかし!その空気の中で公開された本作!!!
ただの『ファーストジェネレーション』の続編では終わらなかった!!
なんとほぼ黒歴史化した初代三部作すら救ってのける、という奇跡の尻拭いをしたのであった!!!
あらすじ。
近未来。
ミュータントは強すぎる戦闘兵器《センチネル》の活動により絶滅寸前であった。
なにがあればこんな淀むのか!!!
しかもこのセンチネル、ただのロボットではない。
なんと一度見たミュータントの能力を完コピして使いこなすという反則すぎるメタモンの体を成しているのであった。(しかも各個体同士のシェア機能つき!!抜かりがない!!)
ウルトロンも裸足で逃げ出すレベル!!
さすがにいがみ合っていたプロフェッサーとマグニートーも手を組み作戦を立てるのであった。
磁力を操るミュータント至上主義。強い。
この2人が考えた作戦は「過去に誰か送り込み歴史を改変しよう!」というもの。
そこで選ばれたのが…
我らがウルヴァリン!!
過去最高クラスに物騒な男。
四捨五入したら獣だ!
「タイムスリップで身体にかかる負荷も肉体修復能力でなんとかなる!」という無謀にも程があるウルヴァリンの意思と
そして「主人公だからこいつしかないだろ!」という製作者の意図!
速攻で過去行きが決まる!!!
子どもの頃の歯医者を思い出すなぁ!!
…そして辿り着いた1973年。
前作『ファーストジェネレーション』直後ということもあり未来以上にギスついているプロフェッサーとマグニートー。
紛うことなきダメ人間だ!!!
鉄の意思をもつマグニートー(過去)。
相変わらずの無愛想っぷり!!
この間に入りなんとか未来を救おうとするウルヴァリン。
しかしなかなか取り合ってもらえず刻一刻とタイムリミットが迫る!
さらには前作でも主人公格であったミスティークも話に絡み重厚な人間ドラマも繰り広げられる!!
社会においてはかなりの使い勝手の良さを誇る“変身能力“を持つ。強い!!
さらには《センチネル》の開発者、トラスクの陰謀も明らかになり物語は加速する!!!
ミュータントを尊敬しつつも敵視する男、トラスク。
〈トラスク・インダストリーズ〉という会社の社長でもある。
自警ロボットを開発したり、どう考えても闇堕ちしたトニー・スタークだ!!!
果たして未来は救えるのか?!
というかそもそもこいつら仲良くできるのか?!
…といったもの。
本作は初期三部作の続編、そして前日譚三部作の二作目であることは上でも述べた。
これがどっちつかずにならずに非常に上手く繋がっている。
観賞中、何度「なるほど…」と唸ったか!
おなじくアメコミファンの友人と見たのだが2人して海より深く頷きっぱなしであった。
まるで最初から全て考えられてシリーズが始められたのかのような華麗で見事な着地っぷり!!!
過去の因縁やどうしても切れない宿命、そしてシリーズファン向けのジョークなどなど…
様々な要素を全て拾いきり最後まで見事に突っ走る!!!
通常は複雑になりかねないタイムパラドックスすらも力業でねじ伏せる豪腕さ!!!
全員が主人公ともいえる完璧さ!!!
このあたり一見さんには少し厳しいかもしれない。
しかし過去作のファン、アメコミファン、そして同窓会映画が好きな方にはとてつもない多幸感と満足感をもたらしてくれる!
正直今までX-MENをなめてた!と認めざるを得ない出来。
本作で《アベンジャーズ》シリーズに並んだ!!と言っても過言ではない!!!
気持ちがストンと納得に落ちるぞ!!!
まぁ伏線、整合性を求める気持ちはわからなくもないが!!!
とにかく大好きすぎる作品ゆえ細かく語りたいことは山ほどあるのだが長くなるので割愛!!
ここではひとつだけに留めたいと思う。
詳細を語り合いたい人は他のブログを参照するか友達をアメコミ沼に引きずりこもう!!
作中、誰も彼もがナイスキャラで主人公なのだが更に異彩を放ってるのが彼。
音速で走る漢。《クイックシルバー》。
能力としては“とにかく速い“
むしろ速すぎる!!!
(公開は本作の方が早いが!)
とにかくとてつもないインパクトを残す!
当然の如く派手に暴れ周り看守どもに銃を向けられる!!!
能力で対処(皆殺し)しようとするマグニートー!
それを止める教授!
そしてとりあえず爪を出すウルヴァリン!
絶対絶命か…と思いきや!!
ここでクイックシルバーが能力を発動する!!
悠長にイヤホンをセット、散歩感覚で部屋中を超音速で走り回る!!!
ここで看守の帽子を弾く、同士討ちさせる、スープの味見をする、などの好き放題な大暴れを見せつける!!
俺の大好物な「こいつ1人でいいんじゃないか」状態だ!!!!
何度見ても痺れる!!!
その後一緒に闘うのか…と期待するも若すぎるのか、強すぎて扱いづらいのかプロフェッサーに「ゆっくり帰れよ」と冗談交じりに帰宅させられる。
続編に期待!!ということだな!!
(大人の事情で俳優と設定は異なるが)
こっちもこっちでなかなか速い!!!
ちなみにこの2人のクイックシルバー、同様にアメコミ映画である『キックアス』で共演している。
奇妙な因果だなぁ!!!
出演者が多いアメコミ映画、こういった楽しみもできる!!!
ついでに原作のクイックシルバー。
なかなか痺れる名言を残している。
沁みる台詞だ!!!!
関係ないけど!!!
…結局、なにがなにやらな記事になってしまったが少しでも熱意が伝われば幸いである。
是非とも初期三部作
そして前作である
『X-MEN ファーストジェネレーション』
を見てから観賞していただきたい。
少々ハードルは高いが
必ず満足する!!と断言できる!!!
アメコミ映画の概念を覆すような荘厳なドラマと革新的アクションに見惚れよう!!
重厚さとは無縁のtwitter ↓
『ワイルド・スピード SKY MISSION』感想なのか?これは!バレ増し増し。
大体ヤンキーちっくな人は100%好きな怪物カーアクションシリーズ。
回を増すごとにキャラが大集合、アクションも増し増しになり数年に一度の大規模同窓会の体を保っている化け物映画。
そして2015年に公開した本作。
製作中には紆余曲折なトラブルもありながらも蓋を開けてみれば世界歴代興行収入ランキング6位の快挙!!
他のブログやtwitterでも散々語られている通りの大傑作である。
シリーズ一の色男、ハンの葬式。
ロック様の80年代スタイル戴冠式。
そしてポールウォーカーの卒業式。
様々な感情が入り乱れ、笑って泣いての大騒ぎ。
文句もつけようもないのだが個人的な大きな見所は一つ。
ステイサムの入学式だ!!
あのステイサムがワイスピに参戦する。
ニュースを聞いたときは「マジか?!」という気持ちと「ようやくか!!」という気持ちがないまぜになったのをよく覚えている。
何故今更…と一瞬思ってしまうがシリーズを重ねた今だからこそ招かれるということに意義があったのであった。
あらすじ。
いつものようにアウトローなファミリーが世界を救う。敵はステイサム。
以上だ!!
しかし声を大にして言いたいのは
この映画はステイサム主演映画でもある!!!ということ。
本作には大体の主演映画に当てはまる"ステイサムあるある"が豊富に散りばめられているのであった。
ひとつひとつ見ていこうと思う。
純粋な感想や解説が見たい人は今すぐ回れ右だ!!!
①腕っ節が強すぎる。
例:トランスポーター、アドレナリン…っていうかほぼ全ての映画じゃねぇか?!
本作、当然のように強い。
序盤からシリーズ一のパワーファイター〈"徹底した現場至上主義"ホブス捜査官〉とのタイマンを決行する。
"力"のホブスに対しステイサムは"技"。
多少苦戦はするものの爆弾で躊躇なくFBI本部ごと爆破し見事に戦闘不能にするのであった。
②銃火器を手足の如く扱う。
例:同じくほぼ全てだ! というか銃火器使わないステイサムを探す方が難しい!
今回もグレネードやらスナイパーライフルやら手榴弾、果ては鉄パイプまで。
共に生まれてきたかのような扱いっぷり。
問答無用の説得力だ!!!
③運転技術が神懸かり的。
例:トランスポーター、デスレース etc...
ステイサムの出世作は言わずと知れた『トランスポーター』。裏社会の運び屋をピタリと演じていた。
カーアクションシリーズに電撃参戦も頷ける。
今作では中盤に『デスレース』か『マッドマックス』か、というカスタムカーで乱入してくる。
当然泡食らうファミリー。
恐怖の権化と言っても過言ではない!!
そもそもプライベートでも父親の手伝いで子供の頃から普通に運転していたらしい。
免許取得試験に自分で車を運転していくというリアルイニDのような武勇伝を持つ。さすがだ!!!
(ちなみに試験は落ち、そのまま運転して帰ったらしいぞ!!)
④小粋なブリティッシュジョーク。
例:もう全部だ!例題あげるのやめよう!
イギリスの下町生まれということもありエッジの効いたジョークをかますのがステイサムの味の一つ。
今回は敵役ということもあり笑いの要素は控えめだがそれでもカマしてくれた!!
ちなみにこの場面はドミニクと車でアクセル全開で正面衝突した直後だ!!
それもノーシートベルトで!!!
不死身だよなぁ!!?!
⑤孤高な一匹狼。
大概ステイサムはつるまない。
仲良くなるのは過去に傷を抱えた美人かスタローンのみ!!
本作では相手が散々死線を潜り抜けてきた"ファミリー"だと言うのにステイサムは独り!!
メリーさんの100倍怖い死の電話。
⑥物騒極まりない経歴。
ステイサムを知らない人からすれば「どれも同じでしょ?」と言われかれないが一応作品ごとに経歴は違うと声を大にして言いたい。
裏社会の運び屋。元レーサー。暴力刑事。裏社会最強の用心棒。元麻薬取締官。銀行強盗。元軍人。スパイ。殺し屋。元殺し屋。etc...
挙げてみたらほぼ一緒じゃねぇか!
まぁあれだ、おそ松さんのようなものだ!!
今作のステイサムもそれに準じている。
しかし一味違うのは
元イギリス軍特殊部隊出身で秘密諜報部にも在籍。しかし強すぎるために存在を抹消された。
という特盛りの牛丼に牛皿をブチ撒けたような素晴らしすぎる経歴。
いつものステイサムの"ロイヤルストレートフラッシュ"だった。
納得するしかない一言。
⑦開始数分で親しい人間に悲劇。
ステイサムはアンチヒーロー。
その為に復讐パターンがやたら多いのだが(大好物)、引き換えにとにかく身の回りの人間がすぐ死ぬ。
大体愛する家族か彼女だ!!
本作では開始直後に弟がやられている。
まぁこの弟は前作の敵だったわけですが。
ファミリーにやられ植物状態に。
今までいつも弟の仇はお兄ちゃんの俺が討ってきたよな、と。
なかなか家族想いだな…と思うのも束の間!!
もう既にいろいろと十二分にカタをつけているのであった。
劇場で何度も観たが満場一致で大爆笑だった!
これはシリーズ製作者からステイサムに対する最高級の敬意だろう。
頭から離れない最高の“事故“ならぬ“事後“だ。
⑧神出鬼没。隠れない。
とにかくステイサムは狙われる。
まぁ逆恨みやらも多いわけですが。
それでもステイサムは隠れない。
漢なら堂々としてろ!と言わんばかりに!
それどころかむしろ積極的に敵の前に現れる!!主に殺しに!!!
もはやホラー映画だ!!
そういえば本作の監督は《SAW》シリーズで有名なジェームズワン。
なるほど!納得だ!!!!
カッコよすぎだよなぁ!!?
⑨最後はタイマン。
これは全ての熱い映画に当てはまるがやはりラストは一対一が基本。
今作では《ビッグダディ》ことドミニクと一騎打ちするんですが。
作中何度も啀み合いお互いに殺す気満々だったがようやく邪魔もなく対面する。
そして…
ある種憧れる漢の境地!!
俺のパソコンの壁紙でもある!!
…とまぁここまでステイサムの素晴らしさをお伝えしてきたわけですが。
もちろんメインキャラもおざなりにはされてない。
有言だろうが不言だろうがとにかく実行するビッグダディ。
今作は脊髄反射クラスで色んなことを即決していくぞ!!痺れる!!
キャストのポールウォーカーは映画製作中に亡くなってしまったわけで。
もう出演シーン全てが涙腺に直結する!!
暴力的なまでの号泣必至だ!!
序盤でステイサムにしてやられるも
終盤では八面六臂の大活躍!!!!
筋肉に任せた電撃退院&コマンドーのような一人騎兵隊っぷり。
もはや魔王の如き働き。歩く暴力とはこのこと!!!
その他レギュラーキャラたちも今までのシリーズ同様、能力&個性大爆発で暴れ回る!!!
意味はよくわからんが勢いはある!!
夢で見たら悪夢認定間違いなしだ!!
そしてラストは…
ポールとのお別れ。
あの花ではピクリともしなかった俺の涙腺が崩壊した瞬間だ!!
卑怯すぎる!!!!
とにかく若い人には是非是非見て欲しい本作。
この手のアクション映画が評価されるのはひたすら嬉しい。
絆とアクションとステイサムに酔いしれよう!!
↓ どうかしてる予告編!!
来月公開の次回作にも期待が高まる!!
何気なく見てたらどうやらステイサムが味方に!?
マジかよ??!!!
ハンが浮かばれない!!!
感情が揺さぶられないtwitter ↓
『アイアンマン』バレあり感想。
男の夢がぎっしり1ダース。
ゾッとする!!
今や世界的大ヒットシリーズ(総合興行収入1兆円突破!!頭おかしい!!)となったアベンジャーズシリーズだが
→ まとめ
その記念すべき1作目!!
全てはここから始まった!!!
あらすじ。
天才、金持ち、プレイボーイという男の夢を具現化した存在、世界一の軍需産業社長《トニー・スターク》。
今日も今日とてアフガニスタンで新兵器のプレゼンをしているのであった。
景気良く山脈を吹っ飛ばす社長。
これだけやって「平和に乾杯」とシャンパンを煽る!!
出だしからナイスキャラだ!!
しかしそんなVIPをテロリストが放っておくわけがない!!
新卒のような軍人たちと車で帰宅中に襲われ、自らの兵器で生死を彷徨うことになる。
あえなく囚われた社長。
しかも心臓にはミサイルの破片!
絶対絶命!!!
俺なら泣き噦る!!
しかしそこは天才発明家でもある社長。
男の夢そのものなパワードスーツをガラクタからつくりあげる。
とんでもないDIY。
間違っても日曜日に真似できない。
そしてテロリストを景気良く全員血祭りにあげて脱出するのであった。
敵にまわす相手を間違えたとしか言えない!!
そして無事にアメリカに帰国した社長。
しかし好物のチーズバーガーを齧りながらも悩む社長。
なぜテロリストに自社の兵器が出回ってるのか。そして真に自分のやることとはなんなのか。
一晩ほど考えた結果、『大いなる力には大いなる責任が伴う』ことを経験とTVニュースにより自力で理解する。
そして彼はパワードスーツを着たヒーロー《アイアンマン》として己の力を世界平和の為に使うことを決意する!
しかしその頃実は会社のNo.2がテロリストと通じて会社の乗っ取りを企んでた!
悪い顔だ!!
どうする社長!!!
…とまぁこんな具合。
見所としてはやはりパワードスーツの試行錯誤だろう。
ああいう手作り感に男はとても弱い。
少年時代のプラモづくりを思い出す。
まぁ規模は果てしなく違うが!
気にしない男らしさ!
さすが金持ちだ!
氷結対策などの細かい設定、そしてカラーリングなどを施しいよいよ完成する。
痺れる完成形。
興奮するなぁ!!
試行運転と称し目についたテロリスト集団を殲滅するなどノリノリな社長。
映画界の常識事項だ!!!!
しかしNo.2も負けてない。
試作品を元にマッシブなスーツをつくりあげ、トニーの前に立ちはだかる!!
準備万端ではないだけに追い詰められる社長。
しかし天才ならではの機転でなんとか五分五分に!!
最終的には殴り合いだ!!
イカす!!
その後、会社備え付けの代替エネルギー装置で全てを吹っ飛ばし完全勝利。
当然大ニュースだが金持ち特有の隠蔽工作か…と思いきや堂々とヒーロー宣言。
かっこいいなぁ!!!
人生で一番繰り返しみてる映画なわけだが
とても魅力を伝え切れたとは思えない。
文才のなさがもどかしい。
とにかく未見の方も見てくれ!!
老若男女問わない!!!
ここまで男の夢とばかり言ってしまったが女性にもぜひ見てほしい。
きっと社長に惚れ惚れすること請け合いだ!!!
みんな若いとしみじみする予告 ↓
男の現実しかないtwitter ↓